ポレポレ日記帳。

趣味はインテリア、ガーデニング、ダイエット。ぼーっとしているノマド主婦です。

東京ママ「学歴は最低限必要」田舎ママ「大学なんか行っても意味ない」

今日は、都会のママと田舎のママの話。

地元の話

おいらの地元の友達って、割と高卒の人が多い。

「大学に行きたい」って言うと、「親のスネかじって遊ぶ大学生プギャー」「高校卒業したらもう大人なんだから働きなさい」っていう大人は少なくない。近所のおばちゃんも「高校卒業したら1人前」みたいなこと、よく言っていた。

 

 

 

 

だから、おいらの田舎には高学歴が少ない。とにかく大卒が少ない。いるんだけれど教師とか医者ぐらいなもの。

大学に進学する子は、教師になりたいとか、医者になりたい、あとは親が大卒の子ぐらいで、他はみんな高卒で働くか専門学校に行ってた。

 

以前もそんな記事は書いたね。

 

岩手の大学進学率の低さと、中卒がムラを仕切ることと、俺とお前と大五郎。

 

おいらの田舎の大学進学率は全国最低レベル、33.9%。そんでもって、2/3以上の高校が偏差値50以下。ちなみに岩手出身の有名人といったら、グレートサスケとかビッグダディ(ちなみにビッグダディみたいな人は岩手にいたらモテるから引っ越すといいよ)。あと、福田萌も岩手。

 

うちの親が大卒で「とりあえず大学は行け」っていうから、おいらは大学には入った。後先をあまり考えずに大学に入ったけど、卒業してみたら就きたい職業が岩手県内になくて、1〜2年適当に過ごして上京した。

都会と田舎、最低限の学歴って?

上京したら岩手のおばちゃんたちと、東京のおばちゃんたちの会話が違いすぎてビビった。

田舎の母ちゃんたちは「○○さんちは畑があるから」「今日はスーパーで鮭が安い」「昨日のワイドショー観た!?」「ネイルしてみたんだけどどう?」ぐらいの会話。

もちろん東京のおばちゃんもこういう会話はする。してるの見たことはある。

でも、東京のカフェではママ会をしている主婦が多いのだけれど、そんな主婦の皆さんは「子供の受験ガー」「○○さんちの子、早稲田に受かったみたいよ」「あそこのお宅の子は会計士でしょ?しっかりしてるわ〜」とか言ってる。田舎っぺのおいらには圧倒的未知の世界。

それがたまたまいたっていうレベルじゃなく、結構な頻度でそういうママ会を見かける。考えてみると、確かに岩手にいた頃も「お受験戦争」とかってテレビでやってるのみたことあった。

 

あと、東京のママはなんかオシャレ。オシャレなピアスして、春にはオシャレな薄い布を肩に羽織っている。

田舎にだってオシャレなママはいるのだけれど、やっぱり何か違う。品?なに?カネ?

 

東京のカフェのおばちゃんたちは最低限学歴は必要みたいなしゃべりかたしてる。東京には大学がたくさんあるから、そりゃレベルの高いところに入れるなら入れたいってものだろう。

でも、岩手の人たちは「大学なんて行っても意味ない」っていう人が割と多い。最低限の学歴っていうと「せめて高校までは卒業させてあげないとねー」ってぐらい。それは、漁業、農業、土木の職業が多い土地だからだろう。大学なんて行かなくても、水産高校、農業高校、工業高校がたくさんある。高卒でも立派。別に低学歴でも何でもない。

 

岩手にいるなら、大学に行ったところでそんなに意味はないのかもしれない。

実際、おいらは漁業やら農業以外の職業は、芸能、マスコミ、医者、教師、公務員、どっかの店員さんぐらいしかしらなかった。

東京出ないと、ITとか研究者とか弁護士とか公認会計士なんて知らなかった。いや、知ってたけど周りにいなかったからわからなかった。

この差がつらい。