買い物が楽しめなくなって、精神世界の住人になりかけている自分がいる。
いつの間にか27歳になっていて、最近驚愕している体調わる子です。
黙っていても、月日は過ぎる。時間に置き去りにされているような変な感覚。
そんな感覚に陥ることもあるんだけれど、結局おいらは今、ちゃんと2014年を生きている。おいらの身体も魂も、2014年におる。当たり前だけど、なんか変。
買い物がつまらない...
20代も後半にさしかかってくると、欲しいものもある程度は手に入れることが出来るようになってきた。
といっても欲しいバッグ買ったり、服買ったり、PCとかゲームとかのレベルなんだけど。
でも、それでも最近はそういう買い物がつまらなく感じる。
手に入れた瞬間、それがとっても陳腐なものに思えてきて、つまらないんだ。
瞬間、本当に瞬間。
だから、買うか買わないか迷ったとき、一旦家に戻るとそれがどうでもよくなったりする。
子供の頃は、お年玉でスーファミのソフトや電子手帳を買ったら、どっぷりハマって遊んでいた。
そりゃ全財産が2万のうち、15000円の電子手帳を買ったりしていたのだから、大事に大事に遊んでいたのかもしれないけれど。
(電子手帳の中で犬を飼って、「お手」とか「ふせ」とかさせて遊んでた)
(スーファミのソフトは、「ツヨシしっかりしなさい」のパズルゲーム)
昔から電子手帳とかそういう電子機器(?)好きだったから、ipad買ってもちゃんと自分使うだろうと思ってた。
でも、買ってすぐに放置した。
子供時代の純粋さ、カムバックヒア。
子供の頃を思い出して、ノスタルジックメランコリーになってるってどうなんだ?w
キモい?
でも、何かを手に入れたときに感じた、あの頃の躍動感。
これをもう感じることは出来ないのかと思うと、ちょっと切ない。
(躍動を感じたいけど、リスク高いやーつはやりたくないから勘弁やで工藤!)
営業マンを続けていたら「受注げっちゅー!」みたいな感じで、躍動できていたのかもしれないけれど、あれ、結構しんどいからな。
営業に戻りたいとは思わない。
結婚指輪の価値って?
話はちょっと変わるけど。
1ヶ月ほど前、うちの旦那が部屋で落ち込んでいたことがあった。
おいらが家に帰ってきたのがたしか夕方5時ぐらいだったんだけれど、なぜか旦那は仕事から帰ってきていた。
具合が悪いのか聞いたらそうでもなかった。
旦那は「わるちゃんに怒られるー...」「あー、ごめんー!」しか言わなかった。
おいらはリストラでもされたのかと思ったけれど、10分ぐらい様子を見て察した。
結婚指輪をなくしたんだ。
それは、ビンゴだった。
そのときおいらは「そんな落ち込むことないじゃん!指輪なんて所詮指輪じゃん!」と旦那に言った。
旦那はデモデモダッテを繰り返していたが、おいらが放った「指輪なんて所詮指輪じゃん」って言葉に幾分救われたと言っていた。
旦那はおいらのことを優しいと言っていた。
「自分だったらわるちゃんが無くしたって言ったら思いっきり責める気がする」と言っていた。
でも、おいらは優しさでその言葉を放ったわけではないと思う。
「そりゃ結婚指輪は思い出の品だけれども、高かったけれども...。高いけど...、買い直せばよくない?」
そのぐらいの感覚。
大事なもののはずなのに、「買い直せばいいじゃん」ぐらいの感覚だった。
ちなみに、旦那の結婚指輪は年末の大掃除で出てきましたw
精神世界へようこそ
今のところ、結婚指輪は大事に身につけているけれど、これもいつしか陳腐なものに思えてしまうのだろうか。
例えばこの先、家を建てたとしても、それも陳腐なものに思えてくるのだろうか。
なんだろうか。
おいらのお金の遣いかたが下手なだけだろうか。
おいらの生活レベルから考えるに、なんかもう、目に見えるもの、手に持って重量を感じられるもの。
服とかバッグとか、家電とか家具とか...。
そういったモノに、ずっと価値を感じ続けられるものって無いような気がしてきた。
価値を感じても最初だけ。
高くて可愛い棚を買っても、最初だけしか大事にしない。
美味しい米が炊けるとか、感動しても最初だけ。
当たり前のことを今更なに言ってるんだって感じだけど、なんかつまんない。
つまらん!つまらん!らんま1/2!
昔は、手に入らないものにお金をかけたくないって思っていた。
食べ物はどうせ糞になるからお金かけたくないし、旅行だって3日もすれば5万はすっとぶ。
超馬鹿馬鹿しい!考えられない!
そう思っていた。
それなのに最近は、旅行、マクロビオティック、ヨガ、ジムに興味を持ち始めている。
宇宙とか、海とか、そっち方面にも。
手元に残るものではないけれど、お金はかかる、そんなもの。
まさか自分がwwwマクロビとかwwwヨガとかwww
そんなものに興味を持つとは思ってもいなかったでござる。
「腐れスイーツwww」ぐらいの勢いで馬鹿にしてたのに、今じゃ「お庭でハーブ育てたい♥」「ハーブティーで心と身体を浄化するの♥」とか言い出しそうなレベル。
精神世界の住人になるのか?えええ...。
まだ通ってないけど、もう時間の問題。
春あたりからジムには通う予定。
ジムに通ったからって、普通の人は精神世界の住人にはならないだろうけど、おいらは多分、ジムに精神世界を求めている(謎)。
玄米菜食も、ここ2〜3日続けてるけど心地よい。
20代後半って、そういう年齢なのかや。
おいらは普通に、普通の年齢の重ね方をしているのかや。
欲がないからか?
欲しいものがないだけか?
わからん、わからん。