ポレポレ日記帳。

趣味はインテリア、ガーデニング、ダイエット。ぼーっとしているノマド主婦です。

「ニートの歩き方」を読んで感じた「ネットの人間関係」について

ずっと前から気になっていて、結局読んでいなかった本「ニートの歩き方」。

昨日本屋に行ったら、なぜかこの本が本棚からピョコっと飛び出していて「読めよ!」と叫んでいた。

いや、実際には本が叫ぶわけがないのだけれど、なんかめっちゃ主張してきて「え?」「あ」「はい」ってな感じで手にとった。

今までに何度か立ち読みしたことはあった。

でも、購入には至らなかった。

それはおいらが「自分はニートには向いていない」「だってお金ほしいもん」「ニートって孤独じゃん」「誰かと繋がっていないと寂しいし」って思っていたからだろう。

ちょっとここでアンケート。

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どこかpha氏には昔から憧れがあったりもしたから、うっかり今回買っちゃったわけです。

pha氏に憧れていたのは、ニートだからというよりなんか有名だからっていう、何ともふわっとした感じ。

なんか特殊な生き方してるっぽいからっていう、ふわーふわーとしたかんじー。

おいらB層なのかや?

それで、今日「ニートの歩き方」を読んだ。

読んでみて思ったのが、案外ニートでもみんながみんな、寂しさを感じているわけではないんだなーということだった。

先入観で、「ニートは寂しいもの」「ネトゲか何かで孤独を紛らわしてるだけ」と思っていたけれど、どうやらそうでもないらしい。

おいらは人とリアルで繋がっていないと寂しさを感じる。

しかしpha氏はこんなことを書いていた。

「僕はリアルでは人と話すのは苦手だったけどネットだと比較的簡単に知り合いを作ることができたし、ネットには僕と同じようなリアルでのコミュニケーションは苦手だけどネットのカルチャーは好き、という人がたくさんいた。(p.47〜p.48)」

「自分と気が合う仲間はリアルだとなかなか見つからないけど、ネットだったらいくらでも見つかるという実感があった。(p.48)」

最初読んで、おいらとpha氏の感覚が近いと感じた。

でも、よくよく考えたら全然違った。

pha氏:リアルで人と話すのが苦手→ネットだと気が合う仲間がすぐ集まるから楽しい

おいら氏:リアルでぼっちの時間寂しい→ネットに逃げ込んで解消

pha氏の言っていることはよくわかる。

確かに気が合う仲間は集まりやすい。

実際、おいらが「会社勤めは苦痛だったけど、フリーはフリーで、ずっとぼっちで寂しいぽよ」と何ともワガママなツイートをしたりする。

そうすると、ニオイを嗅ぎつけてかフリーで働いてる人がワラワラと集まってくる。

「うんこ」とつぶやけば、それに反応して「うんこ」が好きな人が集まってくる。

でも。

根本的にネットの使い方がpha氏とおいらでは違うんだね。

pha氏は楽しむため、集まるためにネットをしている感があるけれど、おいらは寂しさの解消のためにネットをしているのが主っていうか。

早い話が、かまってちゃんなのだ。

ネットでかまってちゃんは、ネットでかまってもらえないと、ネットの中で、死ぬ。

おいらはつまり、そういう生き物。

だから色々とこじらせているんだなーと読んでいて思った。

集まろうとする、誰か同じ趣味の人と仲良くなろうとする。

そういった努力はしないで、ただ「おいかまってくれよ」っていう態度なおいら。

だからネットで息苦しくなったり、寂しくなったりするんだなーと思った。

ちょっと見直さないとな。

あと、学校や会社の人間関係と比べて、ネットの人間関係は流動的でいいよねーみたいなことも書いてた。

書いてたけど、書いてたはずだけど、本をパラパラめくっても見つからない。

どっか行ったw

買って読んでくれ(ゲス顔)。

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

おいらもその部分を読んで、確かにそうだなーと思った。

おいらはクラスに嫌いな人が5人ぐらいいたのだけれど、情報処理科が学校に1個しかなかったから3年間その人たちと同じクラスで嫌だった。

(髪の毛にネリケシつけられたのはトラウマ)

会社だって、そう。

直々の上司に変なのがついたら、ずっとその人の下で働かなきゃいけないっていうケースが多い。

おいらは、そういうのは耐えられない。

だから、ネットみたいな流動性のある世界は、仕事をしていく上では好きだ。

まあ、クラウドソーシングの場合、いい案件と出会えても、いつ切られちゃうかっていう不安もあるんだけれど。

とはいえ基本はネットで取引して仕事をするっていうスタイルは好きかな。

(そういやクラウドソーシングのライター案件ってなんかカスみたいなのしかないよね...)

あーもうなんか話がズレ始めた。

最終的にまとめると、ニートにも才能が必要ってこと(強引)。

いや、違うな。

まとめると、おいらは結構ワガママだってこと。

おいらは結局のところ、寂しがりやだからお金が必要だ。

お金がないと友達と遊べないし、旦那とおいしいご飯を食べに出かけられない。

お金がないと、気持ちも貧しくなると結構本気で思っている。

とかいいながら、嫌な人間とは付き合いたくないから会社に属さずにフリーでやっている。

フリーでやり始めたら、それはそれで寂しい。

ク、クソがつくほどワガママじゃないかwww

なんというか、こんな感じの沼を延々と彷徨ってる感じです。

pha氏と自分を比較したら、自分が子供過ぎて泣きたくなったぽよ...。

あと寂しさの解消のためにネットを利用するのは、ちょっと違うのかなーと思って反省した。

寂しさって結局のところ、ネットによってごまかせるけれどさ、ネットで解消できるものじゃないんだよね。

寂しさからネットに依存するっていうのはダメだ。自爆する。

ネットに楽しさを求めよ〜☆

なんだ、このソモソモ論。

最後に。

ニートの歩き方」、結構癒し系の本でした。

京大卒のニートが書いた本ってぐらいだから、すごい堅苦しい文章だと思うでしょ?

そんなことないよ。

おいらでもスラスラ読めたよ。

「働かないことに罪悪感をもつ時代は終わり。必要最小限だけ働いて、あとは気ままに生きていこう。そんな気になれる本だと思います。byちきりん」